秩父では、冬の冷え込みで岩清水が凍り、天然の氷柱ができます。自然にできるものなので、大きくなる場所は限られています。その中でも大滝にできる「三十槌の氷柱」が有名になりました。
その後に、地元の人の手で人工の氷柱が、尾ノ内・久月(ひさつき)・あしがくぼで造られるようになり、今では秩父の冬の名所になっています。
三十槌・尾ノ内・あしがくぼの3か所が「秩父路三大氷柱」と呼ばれ、3か所をまわるスタンプラリーなども行われています。
地元主催のバスツアーもありますので、車を運転できない方や、凍結した道路が心配な方は、ご検討ください。
寒い時季ですので暖かい服装でお出かけください。また車の場合は、道路の凍結に十分ご注意ください。
三大氷柱では、一部の日に日没後のライトアップが行われています。
ライトに照らされた夜の氷柱は、幻想的な風景を見せてくれます。
秩父市大滝の三十槌(みそつち)にできる氷柱。荒川本流の川沿いにあります。三大氷柱で唯一、天然の氷柱が見られます。隣には人工のものも造られています。
秩父郡小鹿野町河原沢で造られています。尾ノ内沢は日本百名山の一つ両神山から流れ出しています。渓谷にかかるつり橋のところにあります。
秩父郡横瀬町芦ヶ久保で造られています。西武線の線路のそばにあります。芦ヶ久保駅や道の駅から近くアクセス抜群です。
秩父市中津川にできる氷壁。岩壁を流れた水が凍り「氷の滝」になります。
小鹿野町三山の久月で造られています。赤平川の河原にあります。
長瀞町の宝登山(ほどさん)では、ロウバイ(蝋梅)が花の季節を迎えます。宝登山にはロープウェイがあるので、手軽に登ることができます。秩父盆地を一望でき、花と展望を楽しめます。
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