あしがくぼの氷柱は、横瀬町芦ヶ久保で2014年から公開されている氷柱です。芦ヶ久保川(横瀬川)に流れ込む兵ノ沢(ひょうのさわ)の谷間に、冬の寒さを利用して地元の人たちによって氷柱が造られています。
「兵ノ沢の氷柱」とも呼ばれます。漢字をかえて「氷ノ沢の氷柱」と書かれたりもしています。
西武線の芦ヶ久保駅や道の駅果樹公園あしがくぼから徒歩10分ほどのところにあり、アクセスが便利です。また、西武線の線路がすぐ横を通っているので、一瞬ですが電車の中からも見ることができます。一部の日には日没後のライトアップが行われています。
遊歩道の入口は、芦ヶ久保駅から国道に下る車道が芦ヶ久保川(横瀬川)を渡るところにあります。ここは十字に道が交わっていて、駅から下りてくると、右が道の駅の中へ、正面が芦ヶ久保橋を渡って駐車場や国道へ、左が遊歩道になります。
線路と川の間にある遊歩道を進みます。
西武線がトンネルで抜けている山裾を、遊歩道は坂を上って、川沿いにまわり込んでいきます。あしがくぼキャンプ場の横を進んでいくと、会場に到着です。
遊歩道と車道が合流したところに受付があります。
遊歩道(左上は西武線の線路)
林の中の遊歩道
受付を過ぎると、氷柱へは西武線の線路をくぐります。二子山(横瀬二子山)のほうから流れてくる兵ノ沢の両側に氷柱が造られていて、奥の方へと続いています。
兵ノ沢と氷柱
線路付近の風景
沢沿いの歩道は、浅間様の鳥居をくぐり、兵ノ沢を渡り、下の広場へと続いていきます。途中には実際に手で触れられる「おさわり氷柱」もありました。
浅間様の鳥居
おさわり氷柱
下の広場
下の広場を過ぎると歩道は坂道になり、斜面を上っていきます。上からの氷柱風景を見ることができます。
振り返って見た下の広場
氷柱と西武線電車
途中のベンチ
坂道を登りきると上の広場です。ここには臨時売店が設けられています。ストーブやベンチが置かれていて、休憩にちょうど良いです。来場者へは甘酒または横瀬産紅茶が1杯サービスされています(ライトアップ時を除く)。
上の広場
氷柱期間中の一部の日限定ですが、日没後のライトアップが行われています。
昼間とはまた違った幻想的な風景が見られます。ライトの色は変わりますので、いろいろな色の氷柱が楽しめます。
ライトアップされた氷柱
〒368-0071 埼玉県 秩父郡 横瀬町 芦ケ久保
西武線「芦ヶ久保駅」下車 徒歩約10分
圏央道 狭山日高IC から約33km
「道の駅果樹公園あしがくぼ」の第2駐車場が利用できます。会場まで徒歩約10分です。
第2駐車場は、国道から芦ヶ久保駅に向かう道の途中にあります。
道の駅の信号から秩父市街地方向へ80mほどのところにある交差点(銀杏の大木が目印)を曲がり、すぐ先の橋の手前を右に曲がると川沿いに第2駐車場があります。
あしがくぼの氷柱-横瀬町観光WEBサイト
http://www.yokoze.org/shisetsu/hyoutyuu/
三十槌の氷柱
秩父市大滝地域にできる氷柱。天然の氷柱が見られます。
尾ノ内渓谷の氷柱
小鹿野町で作られている氷柱。渓谷に架かるつり橋があります。
道の駅果樹公園あしがくぼ
芦ヶ久保駅前の道の駅です。直売所や食堂などがあります(営業時間に注意)。
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