秩父札所25番 岩谷山久昌寺は、秩父市久那にあります。本尊は聖観世音菩薩。
弁天池があり、風景の美しい札所として知られます。別名は「御手判寺」。
札所入口には、「二十五番」の石柱とお地蔵様があり、その先が小さな石橋になっています。赤い山門は「御手判寺」の額がかかる仁王門です。山門をくぐり少し進むと、左側の岩の横に観音堂があります。
観音堂の先は弁天池となっており、池の向こうに本堂や弁天堂があります。久昌寺の池は手前と奥に分かれていて、奥が蓮池になっています。
「御手判寺」というのは、播磨国(兵庫県)書写山の性空上人が秩父札所を巡った時、閻魔大王から授かった石の手判を25番に納めたといわれているためです。
赤い山門
観音堂は山門の正面奥
観音堂
弁天池からみた眺め(右側に観音堂)
池の向こうの本堂
久昌寺から見た武甲山(桜の季節)
弁天池そばの斜面では、春にカタクリの花が見られます。観音堂から(本堂へは行かずに)弁天池沿いの道を上がっていくと、左側に咲いています。
また弁天池では蓮が植栽されていて、7月から8月頃に花の時期を迎えます。
カタクリの花
蓮の花
蓮池越しに見た観音堂
〒368-0053 埼玉県 秩父市 久那 2215
秩父線「浦山口駅」から徒歩約25分(約1.5km)
西武線「西武秩父駅」(西武駅)から西武観光バス久那線(花見の里循環)で「久那」バス停下車、徒歩約10分
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