小鹿野町両神地域(旧・両神村)の観光拠点となっている道の駅です。奥秩父山地の「両神山」(日本百名山の一つ)への入口にあたります。
日帰り温泉施設「両神温泉薬師の湯」があり、自然に囲まれた両神の里で疲れを癒すことができます。また宿泊の場合は、近くに「国民宿舎 両神荘」があります(日帰り入浴も可能)。
この道の駅の後ろにある山は、四阿屋山(あずまや山)です。四阿屋山や道の駅周辺は「両神国民休養地」になっており、ハイキングコースなどがあります。中腹の福寿草・ロウバイ園では、早春に黄色い花が見られます。
また、白井差方面に3kmほど行くと節分草園、さらに小森川の渓谷をずっと奥へと進むと日本の滝百選の「丸神の滝」があります。
日向大谷方面は7kmほど行くとダリア園、さらに薄川(すすきがわ)の渓谷を奥へ行くと両神山の日向大谷登山口になります。
農林産物直売所
入口看板
道の駅の近くには、四阿屋山法養寺薬師堂などがあります。
法養寺薬師堂は秩父十三仏霊場の一つです。県指定有形文化財で、室町時代の建築物とされます。県道沿いに山門と薬師堂が並んでいます。目に御利益があるといわれており、境内に掛けられた「め」の字2つを組み合わせた絵馬が印象的です。
法養寺薬師堂
薬師堂の隣は「両神神社」。両神山の両神神社とは異なります。主祭神は罔象女神(みづはのめのかみ)で、旧名は丹生明神。大正6年に神社合祀により村社になったということです。奥社は四阿屋山にあります。
両神神社横の交差点は、西が四阿屋山への車道です。
なお、この交差点を東に入ると埼玉県山西省友好記念館(神怡舘-しんいかん)がありましたが、2018年3月31日に閉館しています。
閉館した埼玉県山西省友好記念館(神怡舘)
〒368-0201 埼玉県 小鹿野町 両神薄 2380
関越自動車道 花園IC から約35km(国道140号線皆野寄居有料道路から新皆野橋を利用し、小鹿野または秩父市吉田経由の場合)
小鹿野町にある国道299号線の「黒海土バイパス前」信号から県道37号皆野両神荒川線を南へ約4km行ったところになります。
逆に三峰口駅方面からは国道140号線から北へ約6kmです。
・秩父線「三峰口駅」から、「日向大谷口」方面行(日向大谷・三峰口線)の小鹿野町営バスで約20分、薬師の湯バス停下車。
・西武線「西武秩父駅」(西武駅)から、「薬師の湯」行(西武秩父駅線)の小鹿野町営バスで約50分、終点で下車。※秩父線秩父駅は経由しません。
このほか、西武秩父駅始発で秩父駅を通り小鹿野方面に向かう西武観光バスに乗り、小鹿野町役場で「白井差口」「薬師の湯」行の町営バスに乗り換える方法があります。
いずれも本数が限られていますので、事前に時刻を調べてからご利用ください。
バスターミナル
小鹿野町振興公社(道の駅の案内など)
http://oganoshinkou.minibird.jp/
小鹿野町営バス(路線図・運賃・時刻表など)
http://www.town.ogano.lg.jp/menyu/basu/top.html
埼玉県秩父環境管理事務所-両神国民休養地
http://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/ryoukami-kyuuyouti/
あずまや山の福寿草・ロウバイ
道の駅西側のあずまや山では、福寿草やロウバイが見られます。
堂上の節分草
通常2月下旬頃~3月中旬頃、林の中で小さな白い花を咲かせます。
両神山麓花の郷ダリア園
約350種類・5000株ほどのダリアが、秋になると色とりどりの花を咲かせます。
秩父線 三峰口駅
秩父線の終着駅。春から秋の土休日を中心に、SL「パレオエクスプレス」がやってきます。
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