札所7番 青苔山法長寺は、埼玉県秩父郡横瀬町横瀬の苅米地区にあります。本尊は十一面観世音菩薩。
国道299号線の横瀬橋のすぐそばで、横瀬川や横瀬橋からは右岸を一段上ったところにあります。山門のある正面は法長寺の東側ですが、国道から南側を上がる坂道の途中にも入口(階段)があります。
もともとの札所は牛伏堂(牛伏観音堂)であり根古屋地区の牛伏にありましたが、江戸時代に別当の法長寺に移されました。長享2年(1488年)の秩父札所番付(長享番付)では「三十二番 牛伏 十一面」と記されています。
本堂は平賀源内の原図によるといわれており、秩父札所の中で最大のものです。
山門
境内
牛伏堂の由来の石像
本堂前の牛像
札所7番からの武甲山
最寄り駅は西武線の横瀬駅です。札所9番前を通ってくるのが近道で、約1.4km徒歩20分くらいです。
また、西武線西武秩父駅から秩父線秩父駅経由のバス「松枝」「長渕」「根古屋」行で、「横瀬橋」バス停下車約150m徒歩3分ほどです。
横瀬の里の巡礼道ハイキングで、付近の他の札所とともに歩く人も多いです。
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