滝沢ダムは、秩父市の大滝地域(旧・大滝村)にあります。荒川の支流・中津川をせき止めて作ったダムで、ダム湖の名前は「奥秩父もみじ湖」です。
ダムの堰堤は、高さが132m、長さが424mです。2005年(平成17年)に試験湛水が始まり、2008年(平成20年)に管理開始となりました。
滝沢ダムには本体両側に階段があります。また、本体内部を通って見学できるエレベータもあります。これらによりダム下の「下流広場」とダム堰堤上を移動することが可能です(定期点検や天候、その他により利用できない場合があります)。
すぐ隣を国道140号線の新道が通っており、雁坂トンネルを通じて秩父と山梨県が結ばれています。
南側の山の向こう側には、二瀬ダム(秩父湖)があります。
ダム入口付近から
管理所付近から
堰堤上
奥秩父もみじ湖
ダム下のつり橋
放流風景
ダムのすぐ下流には、国道140号線の巨大なループ橋があります。半周ずつの2つの橋があり、東側半周の「大滝大橋」と西側半周の「廿六木大橋」をあわせて、「雷電廿六木橋」(らいでんとどろきばし)と呼ばれています。
ダムから見た雷電廿六木橋(ループ橋)
ダム下から
ループ橋の駐車場付近から
秩父市の中心市街地から国道140号線を雁坂トンネル方面へ約50分です。
駐車場は、ダム左岸天端広場や不動滝付近広場(下流広場側)などにあります。
秩父線の終点「三峰口駅」から
西武観光バス(西武バス)の中津川線「中津川行」を利用、ダム付近で下車
運行本数が少ないのでご注意ください。三峰口駅から中津川に行くバスは、「川又」を経由する便と経由しない便がありますが、どちらも利用可能です。(川又はダムより奥になります)
湖にはバス停がありませんが、この付近は自由乗降区間なので乗り降り可能です。乗車の場合は、あらかじめ通過予定時刻を確認しておくことをお勧めします。
土休日は、上下各1本が西武線「西武秩父駅」(西武駅)発着に延長されています。朝に西武駅発の中津川行、夕方に逆となります。
埼玉県(埼玉県の土木構造物-滝沢ダム)
http://www.pref.saitama.lg.jp/a1001/doboku-sansaku/takizawadam.html
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